PR

アレレ博物館見学、ローラ地区観光

マーシャル諸島人の核実験からの移動図 マーシャル諸島
この記事は約7分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

タイトル画像:核実験からマーシャル諸島の人が移動させられた地図

スポンサーリンク

アレレ博物館見学、ローラ地区観光

ロコモコ丼
朝食はマーシャル諸島の郷土料理らしい「ロコモコ丼」。

目玉焼きの下にはでかいハンバーグ、白いソースは少し酸っぱかった。

味付けは薄めだったので醤油をかけた。

タクシーでアレレ博物館に行った。

アレレ博物館&図書館

あまり博物館とかに興味はない方だが、ここまで遠くに来ると非常に興味深かった。

中に入ると右に小さいドアがあった。

民族・文化・伝統・特産品などの展示

マーシャル諸島の伝統的な「アミモノ」という、葉とかで編んだ特産品。

戦艦長門はビキニ環礁の核実験に使用された。

山口県の住吉神社に原画が展示されている。

海図・天体図・武器などの展示

マーシャル諸島の家に代々伝わる竹製海図は、作った人しか見方が分からないそうだ。

剣の両側には、貝でできた鋭い刃が付いている。

アメリカによる核実験の展示

キノコ雲:上2写真Enewetak環礁、下2写真Bikini環礁

マーシャル諸島でアメリカが行った爆発について
マーシャル諸島でアメリカが行った爆発の表。
左からNO、日付、名前、行われた環礁名、タイプ(空中、水中、タワー、水面、はしけ船)、核出力。

被爆国の人間としては、核実験の展示はじっくり見学できた。

図書館

博物館の2階にある。

教会とモスク

教会の前にフレームツリーの大木がある。

マーケット

スーパーの前にマーケットがあった。

鮮魚は大型クーラーボックスの中に入っている。

魚を見ていると、宿にチェックインしたときのスタッフと久しぶりに会った。

今日は、港で働いているという。

 

「すいません、僕が忙しいんで、アルノにいけなくて」

「え?謝る必要は無い、代わりにエネコ島に行ったよ」

なぜ謝る?

彼は、自分が多忙で他の島民のフェリーに聞けなかったせいで、ワシがアルノに行かなかったと思っていたので謝ったのだった。

帰りのフェリーが確実ではないのでアルノではなくエネコ島に行った、そこで楽しめたことを説明すると、彼は喜んだ。

 

驚いた。

そして、感動した。

彼がそのことを、少し話しただけのただの客のことを、ずっと気にかけてくれていたことを。

建物・ビキニ環礁市庁舎

ビキニ環礁市庁舎があるのは、マーシャル諸島の人が賠償金を貰っているからである。

と、ポナペで会った人から聞いた。

ローラ地区

RREホテル駐車場から乗り合いタクシー:3USD

乗り場には案内板などは無く分かりにくかったが、親切な婆ちゃん達に教えてもらった。

両脇に海が見えるラグーンロードを通り、空港を通り、先端のローラに到着。

乗り合いタクシーを降りた。

ここが一体どこか全くわからんが、ローラ・ビーチの方角に歩く。

アイス屋を過ぎると、誰もおらん。

ローラ・ビーチ

すげー風が強い。

海は美しく透明度も高そうで、シュノーケリング、海水浴スポットらしい。今日は海は荒れている。

聖恩紀念碑

聖恩紀念碑は大正時代に台風被害を受けて建立された。

ローラ地区東側を歩く

民家が並び、学校もあって住民もいる。

マジュロの街には屋根付きバス停(ほとんどのバス停が寄贈かとおもう)、電灯など日本からの寄贈品が多く見られた。

台湾からも多かった。

新しい教会の横に古い教会が並ぶ。

ここで、ローラの観光は終わりやな。

ちょうど乗り合いタクシーが来たのでダウンタウンに戻った。

ラグーンロード

道路1本のみ、両側に海が見える珍しい光景。

Happy Hands

RREホテルの敷地内にある、アミモノの土産屋。

竹と貝の海図が欲しかったが、でかくてリュックに入らんので諦めた。

マジュロ最後の日

スーパーでビールを買い、いつもの広場で飲んだ。

東屋では、人々がチェスをしていた。

今日で最後か・・・

ネットが無い日も、最後やなあ。

短いような、濃い滞在であった。

本当に来てよかった、としか言えん。

空港に行く

今朝のコーヒーは滞在中で一番濃く美味かった。

空港までオーナーが送ってくれた。

彼は、フィジー出身だった。

顔がマーシャルの人と違う気がしていたし、背も高かった。

 

車内でずっと話していた。

レストランの名前の由来「フレームツリー」、ノニの効果、マーシャルの植物について。

 

スーパーで分かったが、マーシャル諸島の野菜はほとんどが輸入で高価である。

ローラ地区の一部で野菜を栽培している。

土壌がサンゴ砂なので水を含まないため、野菜が育たないのだ。

 

マーシャルの人々は、給料が入るとほとんど飲み代に消えてしまう。

 

中華系は台湾だけでなく、中国本土からも来ている、韓国からも来ている。

華僑が大型スーパーマーケットを経営するので、現地人のスモールストアに誰も行かなくなって問題だ。

 

最後は、アメリカの核実験の話題で盛り上がった。

オーナーは、ここに来るまで、知らなかった。

初めてビデオを見たときに、かなりショックを受けたという。

 

もっとオーナーと話したかったが、空港に到着した。

カウンター前で握手をした。

また来てください、また会いましょう、と。

タイトルとURLをコピーしました